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田舎風習の恐ろしさ…謎のしきたり!最悪の引っ越し体験談




奈良県40代女性 STANYさん
この引っ越しの点数は10点!

E-gakkari

自分の意見をはっきり主張できなかった私の弱さが…

この引っ越しからの教訓
地域の風習は大事。でも、主張するところはきちんと主張する!



私が29歳の時、結婚にともなう引っ越しをしました。

中古で3LDKのマンションを購入。
意気揚々と引っ越しの準備にあたりました。

引っ越しの移動距離は奈良県の南から北へ、
車で約一時間ほどのお引っ越しとなります。


ただ、私には大きな不安がありました。

それは、私の実家の田舎風習です。

田舎の風習

そして、さっそく一つ目に大きな問題に直面します。
私の実家は、奈良県の結構な田舎の方。

嫁入りの荷物と言えばトラックに何台も
嫁入り道具をつみ、紅白のリボンをつけて新居まで列を作っていくのです。

車にまで紅白のリボンが飾られます。


さらに、普通の引っ越しならば屋根のあるトラックで荷物を運びます。

が、

荷物は皆さんに見てもらうため、荷台にむき出しです。( ´Д`)


雨の日ならそこにビニールをかぶせるそうです。

幸い引っ越し日は雨ではありませんでしたが、
排気ガスが渦巻く道路の中を一時間以上運ばれます。

せ、せっかくの新品が…もう台無しです。


しかも、結婚相手のお家は大阪の都会の人。
まさか、そんなことになるとは想定外です。

さらに荷物を運ぶ業者も、

こ、この時代に?!

「えっ?!い、今時こんな運びかたするの?」

とあきらかに戸惑っています。。。


また、購入した電化製品などの荷物にも、
紅白リボンで飾られ、新居へ届けるように指示されています。

さらに、

E-gakkari

マンションだから大きな家具はいらないよ


というのに、母親の頼みで桐たんすを購入させられ…

狭いマンションが埋まってしまうのでは…
と不安だらけというか不安しかない引っ越しとなりました。


引っ越し業者もタンスを購入した家具屋が手配。
私の新居へ運ばれる、私の引っ越しなのに、選択の権利なし。

そして、さらに最大の問題!


新居に住むお嫁さんは、搬入当日に現地に行ってはいけない。

という、謎の決まりがあるとのこと!

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旦那さんは現地に行っても良いのですが、
台所のことなどは女性がいないとわからないことだらけ。

事前の指示にも、さすがに限界があります。


そこはさすがに泣いてお願い。

紅白リボンのトラックの助手席に乗り、
なんとか現地に乗り込むことができました。


そして、車に揺られること1時間。
ついに新居となる引っ越し先のマンションに到着。

到着したときの、マンションの住民の驚いた顔…
今でも忘れられません。


荷物が到着するなり、管理人さんに心づけが渡され搬入開始です。

しかし、ここであってはならない大失敗が!


家具のサイズは図っていたので、玄関の幅は無事にクリア。

しかし、あまりにも大きな家具すぎて、

ま、曲がれない!!!

廊下から部屋に家具をいれるのに、曲がれないのです…

た、確かに、「曲がる」までは考えもしていませんでした。


引っ越し業者さんもこの大きな桐たんすを、
こんな小規模なマンションに入れるとは想定外…

急遽の作戦会議が始まりました。


会議の結果、一部は窓と窓枠を外して搬入。

そして、ベランダからの搬入も必要になり、
ベランダの近くの住民の方の車を移動してもらう事に。


管理人さんと一緒にぺこぺこと頭を下げ、みなさんにお願いに回りました。

新婚とあって皆さん快く移動してくれましたが、
時が経った今でもこのマンションの笑い話となっています。

もちろん、車移動してもらった方へも景気よく心付けが渡されました。


見積もり時に業者さんは部屋を見る!

そして、やっと何とかすべての荷物の搬入が完了。
新婚2人には十分な広さの3LDKは、すっかり狭くなりました。

さらに、引っ越し業者さん始め全て業者さんに

この狭い空間で、お祝いのお茶菓子をふるまうというのです!


総勢10数名のおじさんたちが狭い空間で
戸惑いの中、黙々とお茶菓子を食す謎の時間…

最後にお土産まで渡され、皆さん帰って行きました。


そして、翌日からは荷ほどきです。

さらに、荷ほどきをしながらの、
近所の方をご招待しての荷物お披露目会。


さらに、さらに、
70戸あるマンション住民に一軒一軒ご挨拶と粗品渡し。

こんなウソのような珍引っ越しを楽しんでくれた人は多かったのですが…

荷物お披露目会に呼ばれた方々は、

て、手ぶらでいいの?
もらっていいの?

後日談ですが、すごく悩んだそうです。


大変だった荷造り!

荷ほどきは荷物が多すぎて、かなり苦戦しました。

業者さんに苦労して設置してもらった家具を、
あっちへこっちへ家族で移動しまくり…

そして最後には、「これとこれ実家へ返品」という事態。
しょっぱなからとても縁起の悪い最悪の引っ越しとなりました。



親の気持ちを考えるあまり、自分の意見を言えず…
マンションの実情をはっきりと主張できず…

私の勇気の無さと優柔不断です。


遠回しには何回か主張したのですが…

はっきりと言え図に説得できないままに、
親の主張を受け入れてしまったことが一番の失敗です。


後からマンションの方々とのお話で、
マンションは最初少ないくらいの荷物にすることが大切だと聞きました。

子供が生まれたりすると、必ず荷物は増えるものと。


案の定、次から次へと荷物が増えていき、
そのたびに大きな家具を実家へ返品され続け…

今では初めに搬入した荷物の半分は、実家でひっそり息を潜めています。

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引っ越しが決まり、まず考えることは業者の選定。

しかし、いざ調べて見ると
多くの引っ越し業者があることに気づきます。


A-gakkari

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と、引っ越し業者を探している段階で

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残念ですが…見積り金額が無いときに
業者を比較しても、全く意味がありません!

相場の金額を知っても、意味がありません!

見積り金額が無い中で
業者の比較サイトや口コミをいくら見ても
時間を無駄にし、お金を無駄にするだけです。


遅かれ早かれ、見積りは必ずする事、
比較検討をするのは見積りをとった後です。

なぜなら…


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