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「引っ越し難民」
最近ではそんな言葉も使われだし、
引っ越しで苦戦している方が多くなっているようです。
当サイトでもユーザーさんの引っ越し体験談を多数紹介しています。
が、
全員が満足のいく引っ越しができている訳ではありません。
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そこには、引っ越し業者の人手が足りていないという社会環境もあります。
ですが、準備期間を甘く見ていたがゆえに、
失敗をしてしまったというケースが少なくありません。
「荷物を移すこと」
ばかりに頭がいってしまいますが、
住居を移すには様々な手続きや手順があり、しっかりとした準備が必要です。
今回はスムーズな引っ越しのために、
必要な準備期間について、順をおって詳しく解説していきます。
引っ越し全体は7つ流れ
まずは、引っ越しの「全体的な流れ」を把握しておきましょう。
引っ越し全体の流れは7つ。
全体の流れを押さえておくことによって、
何がどれくらいのボリュームがあるのか?
をイメージしやすくなり、それにより各作業時間も考えやすくなります。
1●引っ越し先の決定
まず、まだ引っ越し先が決まっていない!
という場合には、引っ越し先を決めるところからスタートします。
引っ越しにあたって下見、内見は必須です。
間取りだけではなく、引っ越し荷物の搬入が
スムーズに行けそうかもチェックしておきたいものです。
大型の家具がドアを通らない…
といったことも結構ありますので、注意しておきましょう。
選定〜決定までの具体的な日数、期間は次章で説明いたします。
2●引っ越し業者の選定
引っ越し先が決まったら、次は引っ越し日を決めます。
引っ越し業者を利用するのであれば、
引っ越し業者を比較検討するためにも、見積もりを取る必要があります。
見積金額よりも必ず安くなりますが、
それには複数業者からの相見積もりが必須です。
見積もりをとる前に、業者の比較サイトや
口コミ評判をみて業者を絞り込む方がいますが…
それでは時間とお金を無駄にしてしまいます。
賢い業者選びの方法とは、
引っ越しをするなら、複数業者で相見積もりをし
各社の条件・対応を比較して業者を決定する。
この手順が、賢い業者の選び方であり、
損をしない引っ越し業者の選び方です。
各業者の口コミ評価は参考になりますが、
口コミや情報で業者を絞りこまない。
見積もりをとったあとに比較し絞り込む。
各業者が提示してきた価格やサービス、
そしてあなたの希望に親身になって対応をしてくれたか。
それらをトータルで比較して、大切な荷物を
任せられる引っ越し業者を選ぶようにしてください。
3●管理会社、大家さんへの連絡
引越先、引越日、引越業者が決まったら、
現住居の管理会社、大家さんに解約の連絡を入れます。
解約の連絡は、引っ越しが決まった時点でもOKです。
別で駐車場を利用しているという場合には、
その駐車場の解約も必要になってきます。
4●荷物の整理
部屋の中にある荷物の整理を行います。
すべての荷物を引っ越し先に持って行って、
後悔した…という体験談は多数。。。
荷物の量で引っ越し料金も変わってきます。
引っ越しを断捨離の良いチャンスと捉え
処分できるものは積極的に処分するのがおすすめです。
処分というと捨てるしかない!
と思うかもしれませんが、色々な処分の仕方があります。
こちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
また、コレクションや思い出の品物で処分はしたくない!
不用品ではないけど、必需品でもない。
でも、置いておくスペースがない…
という方は、トランクルームを利用する手段があります。
今では荷物の出し入れを、WEB上で配送指示できる便利なサービスがあります。
5●荷造り
引っ越し先に持っていく荷物をダンボールに梱包します。
荷造りのダンボールは引っ越し業者から
無料で提供してくるケースがほとんどです。
その業者によって異なりますが、
足りなくなった場合には追加でもらうこともできます。
ですが、はじめにちょっと多めに希望しておく方が良いでしょう。
また荷造りの際の大事なポイントが一つ。
「何が入っているか」を書くだけでなく、
どこに運ぶかまでをダンボールに書くのが重要です。
これをやっておくと引っ越し当日の作業が、格段にスムーズに進みます。
引っ越し先のレイアウトを大まかに決めておきましょう。
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6●各種手続き
引っ越しに伴う手続きは、想像以上に多くあります。
固定電話の契約変更
役所での転出届や転居届の提出
国民健康保険の資格喪失届け
印鑑登録廃止届の提出
インターネットの手続き
電気やガス、水道の停止手続き
郵便物の転送届け
引っ越し後に手続きが必要なものもあるので、
手続き漏れがないようチェックしながら進めて行きましょう。
また、インターネットの手続きでは、
引っ越しを機にネット回線乗り換えで契約特典をゲットすることも。
一つ手続きは増えますが、何かと費用がかさむのが引っ越しです。
ネット回線のキャッシュバックは大きいので上手く利用するようにしましょう。
7●引っ越しの挨拶
近年では防犯上のこともあり
「あえて挨拶をしない」ということもあります。
ですが、基本的にはご近所さんへの
あいさつ回りはしておいたほうがいいでしょう。
挨拶のタイミングや、挨拶する範囲、
どんなものが喜ばれるかなどは、こちらで詳しく解説しています。
このように引っ越しというのは、その準備の段階から思っている以上に大変です。
全体の流れを大まかに紹介しましたが、
さらに詳しい引っ越しの全体スケジュールは別の記事にて紹介しています。
実際に準備に取り掛かる時には
やることリストを元に、漏れのないよう準備をしていきましょう。
「荷物も少ないからぱぱっと引っ越しできる」
「準備期間なんて大していらないでしょ」
と思っている方もいるかもしれません。
しかし、引っ越しの大変さというのは
荷物の量に左右されるものではないのです。
むしろ、荷物以外の部分のほうが面倒に感じられるかもしれません。
引っ越しの準備期間と開始日
続いて、引っ越しにおける理想的な準備期間と開始日についてです。
まず、引っ越し先が決まっていない場合、
引っ越し先を決めるところからがスタートとなります。
そこに住むのですから、妥協したくないし、
じっくりと時間をかけたいという方も多いでしょう。
ただ、だからといってやみくもに時間をかければいいわけではありません。
また、早すぎると申し込みを受け付けてもらえないこともあります。
物件の申し込みができるようになるのは、
基本的にはだいたい2ヶ月前くらいからです。
物件の選定は引っ越し日から起算し、2ヶ月前と考えておけば良いでしょう。
引っ越し先の選定と決定の時期
引っ越し日の2ヶ月前が目安。
選定から決定までは2週間を目安。
例)8/1には引っ越しと予定。
6/1〜6/14を目安に引っ越し先の物件を選定し、決定する。
たった2週間…
と思われるかもしれません。
ですが、時間をかけるほど次々と選択肢が出て、結局決まらなくなってしまいます。
「いい物件があれば引っ越したい」
と言う場合であれば、物件探しを基準にして、
物件が決まったら1〜2ヶ月後に引っ越し、と考えれば良いでしょう。
ただし、すぐに希望通りの物件が見つかるとは限りません。
また、見つかっても契約できるかは、また別問題になってきます。
そういったところを含めても、2週間の期間を見ておけば問題ないでしょう。
身分証明書や住民票、印鑑証明などの書類が必要となります。物件によって異なりますが、敷金礼金に加えて1ヶ月分の家賃や火災保険料、仲介手数料などの支払いも発生します。
また、契約にあたっては「申込日」「契約日」「入居日」「家賃発生日」「契約開始日」などの期日が出て来ますが、いつから入居を希望するのか、いつから家賃が発生するのか、などきちんと確認するようにしましょう。
次は、引っ越し業者を決めます。
引っ越し業者の人手不足は色々と話題になっています。
ですが、基本的には1ヶ月前に予約と考えていれば間違いないかと思います。
実際に、1ヶ月ほど前に予約を入れるという方も多いようです。
ただ、これはあくまでも予約です。
いきなり予約を入れるのではなく、
やはり見積もりをとって比較検討しておきたいところです。
見積もりだけであれば、時期的には2ヶ月前や3ヶ月前でもOKです。
1ヶ月前には引っ越し業者を確定・予約と考えると、
その前の一週間で複数社から見積もりをもらい、検討をするというスケジュール感となります。
引っ越し業者の選定・決定の時期
引っ越し日の1ヶ月前が目安。
相見積もりによる選定はその一週間前が目安。
例)8/1には引っ越しと予定。
6/23〜6/30で引っ越し業者の選定。(相見積もり)
7/1に引っ越し業者を決定。
引っ越し先を探すのに約2週間。
部屋の賃貸申込みから契約まで約1週間。
その後、引っ越し業者の選定から決定となります。
物件探しから始める場合には、余裕を持たせて2ヶ月かかるものと見ておくべきです。
よって、
2ヶ月前が理想の開始日ということになります。
ただしこれは、
引っ越し先を探し、申し込みや契約をして、
引っ越し業者に予約を入れるところのみです。
これに加えて、荷物の処分や梱包、各種手続きが必要になってきます。
引っ越しの準備は想像以上に大変だからこそ、
余裕を持った期間を確保しておきたいものです。
期間が短すぎると、やはり失敗してしまうリスクも高まります。
ギリギリのリミットはいつ?
2ヶ月の期間が理想という話をしましたが、
場合によってはその期間を確保できないこともあります。
実際に、急な引っ越しという場合もあリます。
では、引っ越しがギリギリ間に合う
リミットはいつになるのでしょうか?
結論から言ってしまうと、1か月前です。
これがリミットであり、デッドラインにもなります。
現在、賃貸物件に住んでいる方であれば、
その賃貸物件の解約手続きが重要になってきます。
退居については、管理会社や大家さんに伝えなければいけません。
その際、解約を希望する日の1ヶ月前までに申告
が、義務付けられているところがほとんどです。
というのも、賃貸物件の場合、自分が退居した後に別の人が入居してきます。
入居者募集をかける必要がありますし、
クリーニングなどもおこなっておかなければいけません。
場合によっては、2ヶ月前や3ヶ月前の申告を記載しているところもあるかもしれません。
ご自身の契約書の中身を必ず確認してみてください。
1か月前に申告しなければいけないのに、
退居2週間前に申告したのでは
「ではもう1ヶ月分、家賃を払ってください」
と言われてしまいます。
引っ越し後の家賃と2重支払いとなると、かなりの痛手になります。
それでなくとも引っ越しはお金がかかるもの。
無駄な出費は避けたいところです。
先では余裕を持って2ヶ月と言いましたが、
必要なことを同時進行できるなら1ヶ月でも引っ越しはできなくもありません。
ただ、失敗してしまうリスクも上がり、
本当にギリギリになってしまいます。
最低でも1ヶ月の期間と考えておいたほうがいいでしょう。
最後に
引っ越しの準備期間は、1ヶ月から2ヶ月ほどになります。
ただ、1ヶ月というのは、引っ越しの準備を考えても十分な期間とは言えません。
ギリギリ間に合うリミット
といった感じになりますので、最低でも1ヶ月は確保する、と考えておけば良いでしょう。
引っ越しの準備は思っている以上に大変です。
理想的な期間としては、やはり余裕を持たせた2ヶ月ほどとなります。
引っ越しの準備は早すぎてもいけないので、
まさに2ヶ月というのが絶妙な期間になるのです。
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引っ越しが決まり、まず考えることは業者の選定。
しかし、いざ調べて見ると
多くの引っ越し業者があることに気づきます。
最も安い引っ越し業者はどこ?
どこを選べば安くできるの?
と、引っ越し業者を探している段階で
引っ越し業者のサービスを比較したり
口コミを見たりしていませんか?
残念ですが…見積り金額が無いときに
業者を比較しても、全く意味がありません!
相場の金額を知っても、意味がありません!
見積り金額が無い中で
業者の比較サイトや口コミをいくら見ても
時間を無駄にし、お金を無駄にするだけです。
遅かれ早かれ、見積りは必ずする事、
比較検討をするのは見積りをとった後です。
なぜなら…
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