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福岡県在住 30代女性ninaさんの引越し体験談

福岡県在住
30代女性ninaさん

この引越しの点数は100点満点です![chat face=”woman1″ name=”ninaさん” align=”left” style=”type1″]いろいろ問題もありましたが、ひとの温かさを感じることができた良い引っ越しでした[/chat]

ninaさんの体験談 教訓

其ノ一.人の温かさ、やさしさに感謝!

実家暮らしだった私が、
一人暮らしをすることにしたときの引越しの話です。

それまでにも親の都合で、何度も引越しは経験してきました。
 
 
ですが、自分一人での引越しは初めて…

わからないことだらけだったので、
友人や家族にアドバイスをもらいながら進めていきました。
 

少しでもお金を節約したかったのでまずは複数の引越し業者を比較。

金額に差はあれどやはりそれなりにかかる…
 
 
悩んだ末、自分で運んでしまうことに決めました。
 
 
引越し先は実家と同じ市内で、
さほど離れていなかったので複数回に分ければ私の軽自動車でも運べるだろうと。

ところがここで嬉しい誤算。

手伝いを申し出てくれた彼氏と友人が軽トラックを借りてきてくれました。
 
 
 
 
友人のヘルプ!

しっかり荷造りを済ませ迎えた当日。

3人の助っ人とともに荷物の積み込みを開始。
埃アレルギーのある彼氏が、くしゃみと鼻水が止まらなくなるというトラブルはあったもののスムーズに作業は完了し転居先へ。

一戸建てから賃貸アパートへの引越しなので、荷物は大幅に減らしてきたし、とりあえず室内に入れてしまうだけならすぐに終わるだろうと思ったのですが、まさかの問題が発生しました。

運び出すときは全く問題の無かったベッドが、入口から入らないのです。
 
 
4人も居て全員引越し経験者なのに、
一戸建てとアパートの間口の違いを何故か誰も考えていなかったのです。

とりあえずベッドは一度トラックに戻し、考えながらそれ以外のものを運び込みました。
 
 
 
すべてが終わり最後に残されたベッド…

アパートの部屋は二階なのでベランダから入れるわけにもいかず、真夏の炎天下の中の作業で汗だくの友人たちをこれ以上付き合わせるのも申し訳なかったので「これは諦めて一度実家に戻して、近々粗大ごみに出す」と決めました。

ですが優しい友人が

「それは勿体ないし、どうせ捨てるつもりならやれるだけやってみよう」

とベッドを解体することを提案してくれました。
 
 
ネジで止められているものなら良かったのですが、私のベッドは木枠のはめ込み式。
組み込んだ後に接着剤で止められいて、ちょっとやそっとの力ではびくともしません。

てこの原理やハンマーなどを使い、
ああでもないこうでもないと試行錯誤すること約一時間。

ついにベッドは綺麗に解体されました!
どこも割れたり折れたりすることもなくそのまままた組み立てられるような状態で。
 
 
 
荷物が少ない…

暑さでふらふらになりながらも達成感で妙にハイになった私たち。

でも、無事に運び込んで再度組み立てが終わると一気に力尽き、床に倒れこみ数分間動けませんでした。

動けるまでに回復すると友人たちにお礼の食事を御馳走し解散。

先ほどまでの喧騒はどこへやら、
一人の空間はあまりにも静かで、さみしく心細さを感じました。

ですが、いつまでも感傷に浸っているわけにもいきません。
さっそく運び込んだ荷物の片づけを始めました。
 
 
 
部屋を決めた段階で配置もある程度考えていたので、この作業は順調に進み新たな自分だけの居住空間が完成。

少しのさみしさと解放感が
入り混じったような不思議な気持ちを今でもよく覚えています。

引越し作業がすべて終わり、
次にアパート入居者への挨拶に行くことにしました。
 
 
 
 
友人たちの話やインターネットで調べた意見では、単身者用アパートでは引越しの挨拶をしないことも多いとのことでしたが、私は両隣と下の方にだけは挨拶をしておこうと決めていました。

用意していたお菓子を持ってまずは右隣を訪ねるも不在。

左隣は大学生くらいの女性が出てきたので

「隣に引っ越してきた者です。これからどうぞよろしくお願いします」

と挨拶すると

「はぁ…」

と怪訝そうな顔…
 
 
続いて下の部屋へ。
こちらは大学生くらいの男性でした。

同じように挨拶すると

「あー、ども」

と微妙なリアクション…

単身者用で特に大学生が多いアパートでは、やはり引越しの挨拶をする人はいないのでしょうか?二人の冷めた対応に少し悲しい気持ちになって自分の部屋へ戻りました。
 
 
 
 
引っ越し完了!

初めての一人暮らし。

ただでさえ不安だった気持ちがますます大きくなり、少し油断すれば泣いてしまいそうな状態でしばらく壁を見詰めていました。

そのうちに不在だった右隣の方が帰宅したようだったので、勇気を出して再度訪問。

するとこちらは20代前半くらいの女性で、

「わざわざご丁寧にありがとうございます。
これからよろしくお願いします。何か気になったことがあれば言ってくださいね」

と言ってくれました。
 
 
 
そのあたたかい言葉に
それまで沈み切っていた気持ちも一気に吹き飛び、これから頑張っていこうと思えました。

単純ですが、あの時の私は彼女の言葉と笑顔に本当に救われた気持ちでした。

朝から晩まで汗だくになって動き回り、感情の浮き沈みも激しかった一日。
 
 
環境が変わってしばらくはあまり眠れないかも…

などと心配していたのが嘘のよう。

心身ともにくたくたに疲れ果て、
これまでにないくらぐっすりと眠ることができました。

慣れたベッドのおかげかもしれません。
 
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